スイッチングハブを壁付けしたい
在宅勤務が増えてネット環境整備のためスイッチングハブを導入しました。
お陰で会社PCと自宅PCでいちいちLANの差し替えをしなくて良くなった代わりに、
配線が乱雑に、、
壁付けしたいが穴はあけたくない
壁付け方法を確認したところ、バッファローの推奨はネジでの固定。
壁に穴あくやん、、
ホッチキスで壁付けできる部品をCADで作成
そこでホッチキスで壁付けできる部品を作成することに。
ーそこまでしなくても、、
ー両面テープで貼れば良かったのでは?
等々ごもっともなご意見が聞こえて来そうですが、私には聞こえません。
スイッチングハブの裏面にはネジを引っ掛ける穴が付いているため、この形状を利用することに。
ざっくりとした手順は以下
①固定したい機材の寸法をノギスで測定(今回はスイッチングハブ裏面の穴形状)
②寸法にあった形状をスケッチ等で構想
③CADソフトにて3D化
そして出来上がったモデルがこちら
なかなかいい感じではないでしょうか?(自画自賛)
普段も仕事でメカ設計してるのでこの程度は楽勝です。
と言いたいところですが、ちょっとミスりました。(後ほど記載)
ちなみに3Dモデル化にはAUTODESKのFusion 360を使用しました。
機能も必要十分で、個人利用であれば無料で使えます。
利用者も多いため、Youtubeにも使い方動画が上がっていたりして、初めてCADソフトを使う方にも
オススメです。
3Dプリント出力サービスにて発注 価格と納期
モデルだけで来てもどないすんねん。
という方でも安心なのが3Dプリント出力サービスです。
私が利用しているのはDMMグループが提供しているDMM.make 3Dプリントです。
いくら掛かるの?
今回のモデルは\1,342でした。
送料込み価格です。
意外と高くないと思われた方も多いのではないでしょうか。
ちなみにサイズは 幅 2cm ✕ 長さ 6cm ✕ 高さ 1cm 程度。
ナイロン ナチュラル(白)の場合です。(黒は若干高い)
色は見えなくなるので白でも良かったのですが、別の部品と一緒に発注した関係で黒になりました。
見積もりは3DモデルをアップロードするだけでOK。
人も介さず自動的に算出してくれるので、とりあえずいくらか知りたい場合も気軽に確認できます。
納期は?
今回は発注日を0日目として7日目に届きました。
通常は8~10日となっているので、このあたりは混み具合やお住いの地域によると思います。
即納は4~5日と半分に短縮できますが今回のモデルで\3,564(ナイロン/ナチュラル)と倍以上なので
余程のことがない限り使うことはなさそうです。
仕上がり
肝心の仕上がり具合がこちら。
かなりいい感じではないでしょうか!?
まぁミスってるんですが、、笑(DMMさんは悪くありません)
ちなみにどこをミスったかというと、出っ張りの直径です。
大きすぎました。
でも樹脂でできているので、簡単に切ったり削ったりして修正できます。
そういう点も3Dプリンターの良いところですよね。
壁にホッチキスで止めれば完成です。
最後にビフォー・アフターの比較。
だいぶスッキリしたので満足。
総評
今回やりたかったことは実現できて大変満足してます。
DMMでナイロンを選ぶと粉末焼結方式の3Dプリンターで出力してもらえます。
これはプロ仕様で、おそらく数百万~下手すると一千万超える価格の3Dプリンターです。
当然仕上がりも家庭用3Dプリンターとは段違い。
それを送料込み1000円ちょいで使わしてもらえるのは神サービスですね。
これからも色々作っていきたいと思います!
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