3Dプリンターの日本製精密ノズルといえば テクダイヤの “kaika” です。
0.4mm径で価格は\4,000ですが「ノズル起因のトラブルに掛ける時間が買える」と考えれば決して高くはありません。
kaikaはこれまでのEnderシリーズでの使用はもちろん可能ですが、Ender-3 S1 / Ender-3 S1 Pro ではノズルが改良されたため、使用できるかが不明確でした。
今回私はリスク承知で実際に購入して確かめたので、その結果をシェアします。
結論:kaikaはEnder-3 S1 / S1 Proで使用可能
結果から言うとEnder-3 S1 / Ender-3 S1 Proにてkaikaノズルは問題なく使用できました。
購入したノズルは以下です。
Ender-3 S1に付属していたノズルとの比較が以下です。
六角部も同寸のため、交換も付属していた工具を使用できます。
ネジの長さは若干違いますが、全長がほぼ一緒のため最後までねじ込んでしまえば問題ありません。
付属のシリコンカバーも問題なく装着できます。
注意点:ノズル交換後は再レベリングする
kaikaとEnder-3 S1純正ノズルはほとんど長さが同じですが、やはり交換時には隙間調整が必要です。
ノズル先端と造形テーブルを接触させたくないため、「Z軸補正」を調整したところから開始することをおすすめします。
「Z軸補正」は純正ノズル使用時から+0.2したところから開始する
※電源ON → 準備 → Z軸補正
しっかりと調整できればkaikaはその性能を遺憾無く発揮します。
kaikaノズルでの調整結果
調整にはステンレスのスキマゲージを使用しています。
もしよければ以下の記事も参考にしてください。
公式でも確認済み!Ender-3 S1 / Ender-3 S1 Pro は kaika8 が適用
すでにテクダイヤ社長の小山さんの確認結果がこちら!
「改造は自己責任でお願いします」とのことですが、私は今のところ全く問題なく使えています。
Enderシリーズを扱う有名代理店のサンステラさんのコメントです。
Amazonで購入可能
kaikaノズルはAmazonで購入が可能です。
以前は公式サイトのみの販売だったので、とても購入しやすくなりました。
ちなみに公式サイトもAmazonも、価格は一緒で、
穴径0.4mm
穴径0.2mm
他にもEnderシリーズ用として 0.1 / 0.15 / 0.25 /0.3 というラインナップがあります。
しかし、細いノズルに挑戦されたい方は、穴径0.2mmがオススメです。
ノズル新調で品質と安定性をUPさせ、3Dプリンターライフを楽しみましょう!
Ender-3 S1 / Ender-3 S1 Proのレビューもしています!
コメント